骨董は栄光の架け橋になるか 色の帯

骨董の種類によては深い意味がある

骨董と言っても、色々なジャンルがあり、その種類によって骨董を収集する意味も変わって来ます。たとえば、その時代に使われていた土鍋や鉄瓶、包丁や桶などの台所用品からは、どんな食生活の様式だったのかを知ることができますし、箪笥や鏡台、襖や屏風などからは、当時の部屋の様子が伺えます。また、刀剣には歴史的な背景によって形や使い方に変化があり、それを差している武士の階級や政治の成り立ち方まで知ることができます。着物やかんざしなどからは、その時代の流行や髪形まで想像することが可能です。更には、花瓶や茶道具から、花柳界や茶道界に於ける流派の繁栄も見ることができるでしょう。骨董品に興味の深い人は、ジャンルが偏る傾向にありますが、それぞれの骨董品を集めているうちに自分自身が百年以上も昔にタイムスリップするところに、その意味があるとも言えるでしょう。骨董は、先祖が確かに手に触れたものを何代もの時を経て現代でも手に触れることができる深い意味を秘めていると言えます。